こじらせ亭便り

やりたいことリスト作成中!忘れっぽい自分のための覚書ブログです♬

春は名のみの

立春を過ぎて、少しづつ日が伸びていく。

今日はこんなに暖かいのに、明日からはまた真冬の寒さだという。

先日、唐突に知らされた悲しい知らせ。

想像を絶する悲しみに、声が嗄れるほど慟哭した。

声が嗄れても、涙が枯れることはなく。

今もまだ受け入れられずに苦しんでいる。

こんなに穏やかな春の夕暮れに、

公園からは子どもたちの歓声が聞こえてくるのに、

あの日から世界は変わってしまったように思う。

いつか。

いつかは心に折り合いをつけて、

懐かしく思える日が来るのか。

厳しい寒さの後にはうららかな春の日が来るのだと、

明けない夜はないのだと、

伝えられなかった思いが、

行き場を失くしたまま途方に暮れている。

離れていても君を大事に思っているよと

声にして、文字にして伝えておくべきだった。

どうか。

どうか今は安らかでありますように。

来世では、心強く、幸せな人生でありますように。

いつかまた巡り合えるその日まで、

私たちは強く、生きていくよ。